グルテンというと、小麦粉食品のパンやパスタなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、小麦や大麦から作られているビールにもグルテンは含まれているんですよね。
なので、グルテンアレルギーやセリアック病の方は普通のビールを飲むことができません。
私はグルテンアレルギーといっても、そんなに重症でないので時々ビールは飲むのですが、飲むたびに顔に赤いニキビができ、やっぱりグルテンが気になっていました。
そんな中、先週末、東京ミッドタウンでグルテンフリービールの「Omission Pale Ale」を発見!
味もちゃんと美味しい!!すごい!!と一人で感動〜。
Happyな気持ちでほろ酔いになった日曜の午後でした。
酔いながらネットで調べてみたところ、Omission はアメリカ オレゴン州 ポートランドのクラフトビール醸造所のビールなんですね。
2000年に入って醸造所で働くBrewmaster(ブリューマスター)の奥さんがセリアック病(小麦・大麦・ライ麦などに含まれるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患)になったことから、ブリューマスターが奥さんのために、従来の材料からグルテンを含まない、けれど美味しいビールを作る!と心に決めて、生まれたビールのようです。
彼の個人的なミッション(mission)から由来して、名前も"Omission"になったんでしょうか。とってもステキなお話ですよね!
Omissionのウェブサイト
https://www.drinkomission.com/mission
OmmissionのYoutubeサイト
https://www.youtube.com/watch?v=E5wdJ-QmKho&feature=youtu.be
日本ではすでに2016年から販売されていたようです。
さて、その後早速ネットでグルテンフリービールを注文しました。
下の写真で右手から
アメリカOmission(オミッション)のPALE ALE(ペールエール)と、
スペインDAMM(ダム)のDAURA LAGER BEER (ラガー)、そして
ドイツSchnitzer のシュニッツアー・ブロイ・ジャーマン・ヒルゼ・プレミアム。
Omissionにはラガーもあるのですが、今回はPALE ALEのみにしてみました。
味の個人的感想は↓
Omissionのペールエール
薄い琥珀色が美しい。ホップやモルトの香りがちゃんとしています。ちょっとポテトチップスの香りもします。そんなに癖が強くないので、飲みやすいと思います。
DAURA DAMMのLAGER BEER
ラガービールのわりにホップの香りがするように思います。ラガービールがお好きな方は"ぐびぐび"いけちゃう感じです。
ドイツSchnitzer のシュニッツアー・ブロイ・ジャーマン・ヒルゼ・プレミアム
これは、おそらく酵母の味が強いので好き嫌いがはっきり出るビールだと思いますが、私は断然大好きです!もはやビールであってビールでないような甘みとすももやプラムの芳醇な香り。ワインが好きな人は好きかもしれません。
これ以外にもネットの欧米サイトで調べてみると、欧米にはたくさんのグルテンフリービールが販売されているようです。ということは、それだけグルテンアレルギー、セリアック病の人がいて、需要があるということなんでしょうね。