保険会社から送られてきた医療保険のパンフレットを眺めながら、入るかどうか迷っています。
病気になると、心身が辛い以外に医療費がかかったり、収入が減ったりして、経済的にも大きなマイナスになるんですよね。
できれば病気にかからずにいたいですね。
その為には、やっぱり腸活がポイントになりそうです。
最近では、腸内環境が悪いと、肥満になったり、動脈硬化になったり、糖尿病になったり、ガンになったりする、と言われています。
これだけ聞いても「ふーん、そうなんだ。」と思われた方も多いのではないでしょうか。
では、より詳しい仕組みはどうなっているかというと、
腸内フローラが乱れていると、ある腸内細菌が、身体に必要な栄養素である、卵や牛乳、大豆などに含まれるレシチンを分解して「TMA」(トリメチルアミン)という物質を作り、
→この「TMA」が肝臓に運ばれ「TMAO」(トリメチルアミンNオキシド)という物質になり
→この「TMAO」が血液中に流れ、動脈硬化を引き起こしたり、
腸内フローラが乱れ、腸に穴があき、腸から有害物質や腸内細菌が体内に漏れ出ると、身体全体が軽い炎症状態になり、その結果
→白血球の一種が腸内細菌をやっつけて死がいとなって血管中にたまり、動脈硬化を引き起こしたり、
→体内の炎症状態により、インスリンが働きにくくなるために、糖尿病になったり、
→炎症から生じるガンになる(例えばピロリ菌による胃炎が胃ガンになったり、肝炎が肝ガンになったり、大腸の炎症が大腸ガンになるように)、
ようです。
「腸内フローラ乱れ」→「病気」
の詳しい仕組みが分かると、腸内フローラの大切さがより強く実感できます。
ちなみに、腸内には、食べ物を分解して短鎖脂肪酸という脂肪の吸収を抑える物質を生み出す超エライ細菌(バクテロイデス門)いるのですが、腸内フローラが乱れると、このエライ細菌が減り、結果的に脂肪の吸収が抑えられなくなり、また逆に脂肪の吸収を促進する腸内細菌が増えて肥満になるようです。
しかも、肥満になると、腸内に悪い菌の「アリアケ菌」が増え、
→「アリアケ菌」が胆汁を分解して「DCA」という物質を生み出し、
→この「DCA」が、体内の細胞にくっつき老化させ、
→老化した細胞が増えすぎるとガン化する
ということなのです。
肥満→ガン
この構図にも、腸内細菌が関係しているのですね。
腸内フローラの乱れ→病気
ということは、
良い腸内フローラをいい状態にすれば
これらの病気を防げる可能性があるってことですよね!
やっぱり腸活が大事なんですね!