Bicho-Life

腸を美しくして健康的な毎日を楽しむ美腸ブログ

リーキーガットとグルテン

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皆さんは、規則的にお通じがありますか?

 

私は、生まれてから4●年間、ず~っと便秘でした。(._.) 

小学生の頃から、便秘解消に効くと聞いて、どくだみ茶を自分で煎じて飲んだり、プルーン、ヨーグルト、バナナ、マッサージなどなど、色々試しましたが、どれも効果はイマイチでした。

 

1年前は、とうとう腸の動きが止まったか!!(・・;)

と思うくらい、にっちもさっちもいかなくなり、マグネシウムの錠剤に頼る日々。

 

そんなある日、突然、腸が腫れました。

 

どうして気が付いたかというと、私は便秘解消のため、いつもお腹を指で突いてマッサージするのですが、普段なら中の便が動くと、腸の何かつまったような違和感、痛みは消えます。でも、その日はいくらマッサージしても治らず、ずっと痛いまま。

しかも、歩くと振動が腸に伝わる感じがしました。もちろん歩くのもつらいくらい、体はだるくて不調です。

もしかして、数年前から治療を始めた甲状腺機能低下症と関係があるかも?、と思いネットで調べまくって、行きついたのが「リーキーガットシンドロームでした。

 

リーキーガットシンドロームとは、「腸漏れ」正式に日本名では「腸管壁浸漏症候群」と呼ばれるものです。

腸が何らかの原因により炎症を起こすことにより、腸のバリア機能が失われ、腸に極小の穴が開き(腸壁の細胞の間にゆるみが生じる)、有害な物質などが腸から体内に漏れ出ることによって、疲労感や、自己免疫疾患等の不調が生じる、というものです。

 

始め、「腸に穴が開く」という部分を読んだとき、本当にそんなことが起きるの~?嘘っぽい、と半信半疑でしたが、どうやら細胞同士のつながりが緩むことで、穴が開いた状態になるということのようで、それはあるかも、と思うようになりました。

 

しかも、どうやら私の持病の甲状腺機能低下症とリーキーガットシンドロームはかなり関連性が強く、アメリカではリーキーガットシンドローム甲状腺機能低下症や橋本病の前段階、原因になっていると言われていたり、また、甲状腺機能低下症にかかると、グルテンや乳製品を摂取した場合に、腸を炎症させてリーキーガットになる、ということも言われているようなのです。

 

ちなみに、グルテンとは小麦、大麦、ライ麦等に含まれるたんぱく質の一種で、水と合わさることで粘りを出す物質です。これが様々なアレルギーの原因になっていると言われ、グルテンによって引き起こされる体質のことをグルテン不耐性(gluten intorelance)といいます。症状には、セリアック病という自分の小腸の粘膜を攻撃してしまう重度のものから、体が重い、頭痛がする、肩が凝るといった、通常の体調不調と同様のものまで様々です。私も、常に体が重く、極度の肩凝り、便秘、頭痛、という症状は常に持っていました。

 

思い返せば、腸が腫れた前日に、パスタ大好き人間の私は大盛のパスタを食べてたのでした。それより以前にも、パンを食べたときに、急に体がズーンと重くなるように感じていたことも思い出し、原因は「グルテン」かもしれない、、、と考え、その次の日から小麦製品をなるべく食べないようにしてみました。

 

すると、2~3週間ぐらいから、

 

以前は毎朝、泥沼を這いずり回るような体の重さを感じながらも、歳のせいと思い、我慢して出社していたのが、急に体が軽くなり

 

朝、歯を身がくとき、いつもオエッとなるのに悩まされていたのに、そんなムカつきも全く起こらなくなり

 

以前は文章を何度も読まないと理解できなかったのが、書類を読むときも1回読めばすっと内容が理解できるようになり(Brain Fog(ブレイン・フォグ):頭に霧がかかったように物事をよく考えられない状態、とは、こういうことだったのかと実感)、

 

また、数年前から健忘症にかかったかと思うぐらい、自分でも不思議なくらい、見たり聞いたりしたことを全く思い出せなかったのが、人の名前も会話の内容もすぐに思い出せるようになったのです。

 

よく鬱々と、同じことを悩んでいたのが、全くメンタル的に深く落ち込むことがなくなり、かなりポジティブにもなりました。(まだ、生理前は少しマイナス思考になりますが)

 

お通じも、びっくりするぐらい順調に来るようになり、それまでブツブツが顔にできやすかったのが、肌も綺麗✨になりました!

 

本当に驚くくらいの変化でした。

 

テニスプレイヤーのジョコビッチ選手も、グルテンフリーにしてから急に世界チャンピオンになったという話も、心からうなづけました。

 

その後も、小麦粉食品を食べると、きまって便秘になってしまうので、今でも友達と食事するときで食べざるを得ないときや、どうしてもケーキや刀削麺を食べたくなった時以外は、小麦粉食品を食べていません。 

 

 

確かに、大好きだったパスタやラーメン、ピザやケーキなどを食べれなくなったのは寂しいですが、それよりも起こった体の変化が嬉しくて、周りの友達にもグルテンフリーを推奨しています💛